2009年01月18日

ロジャーお別れの日

ロジャーが旅立ってから2年半が過ぎました。
お水をあげ、お線香を焚き、ロジャーに欠かさず話しかける毎日を過ごしています。

気持ちがようやく落ち着いてきたかな?と思っても、ふとした瞬間に涙は出ます。
季節が変わるごとに思い出のページがめくられ、新たな涙が頬をつたいます。

ロジャーのおかげで知り合えた皆さんに伝えなければならない、そして私自信も記録しておかなければ・・と、あの日の事を何度も書こうと思いましたが、あまりにもつらく悲しい瞬間でしたので、書き終えるのに今日までかかってしまいました。

2年も経ってしまいましたが最後のロジャーの様子を、お知らせします。


みなさん、たくさんのコメントありがとうございました。

なのにお返事できなくてすみませんでした。

よへいさん、1周忌のコメントありがとう、忘れないでいてくれて感激しました。




2007年8月30日

前日病院で心嚢水を抜いてもらったロジャーはあまり調子が良くなる様子もなく苦しそうでした。

ご飯もほとんど食べてくれません。


8月31日

朝、旦那を見送るのが不安だった。

ロジャーが階段を上る元気もなくなっていたから・・・

苦しそうに呼吸をしている。霧吹きで水をあげるとようやく飲んでいる。

もちろんご飯はもう食べようとはしない。

水だけでも飲んで! 必死にロジャーの口に水を吹きかけた。


旦那はこの日、接待で少し遅くなると言って出かけた。

なるべく早く帰ってくるから。 そう言って。。

ロビンは実家で預かってもらい、私の時間はすべてロジャーのためだけに使った。


お昼近くにおしっこをさせようとするとロジャーは自力で階段を下りた。

だがもう階段を上がることはできなかった。


1階のホールに布団を敷いて、ロジャーと過ごすことにした。

その時感じた・・・


「ロジャーの命の火が消えようとしている・・・」


涙が止まらなくなった。

震える手で旦那にメールを送った。

「どうしよう…ロジャーもう頑張れないかも…」

旦那の答えは「そっか・・昨日の夜中も何度も思ったんだよ。」

昨夜からあぶなかったのか・・・


何時間も横たわる(寝ている)ロジャーを見ながら、とめどなく涙が流れた。

抱きしめることさえ苦しいのかと、そっとなでることしかできなかった。

このぬくもりは、いつまでここにあるんだろう。

ロジャーはいつまで私たちの子でいてくれるんだろう・・・

今まで生きていてこんなに切なく苦しく悲しいのは、初めてだった。


「お願い!ロジャーを連れていかないで!!!!!」



でも・・・・・・たくさん頑張ったね・・・

「ロジャー・・・もう、頑張らなくていいよ・・・」


やっと言うことができた。

涙も自然に止まった。

「だけど、とうちゃんが帰ってくるまで、あと少しだけ・・・・・・

とうちゃん、ロジャーに会うためになるべく早く帰るって言ってたから・・・

ごめんね、ロジャー、もう少しだけ・・・」



夕方、寝ていたロジャーが起きて外に出たがった。

おしっこかな。うんちは食べてないから出ないよね。

ふらふらしながらようやく歩いているロジャーを連れて外に出た。

実家の方に歩いて行く。

外にじぃちゃんがいた。確認すると実家の中に入りたがった。

家の中に義母がいた。

家をひとまわりして外に出た。まるで最後の挨拶をしにきたかのようだった・・・

外で庭いじりをしていたじぃちゃんのそばに行った。

そして最後の力をふりしぼって?ほとんど水状態のうんちをした。

疲れたのかそのまま横になって動かなくなってしまった・・・

私もその横で涙が止まらなかった。

しばらくしてじぃちゃんと一緒にようやく家に連れ戻った。

おそらくこの時ロジャーは、お世話になった義父と義母に最後のお別れを言いにいったのだろう。


それから旦那が帰宅するまで1階のホールでロジャーを見守った。

夜10時過ぎ、旦那が帰宅した。

旦那がロジャーを抱っこしてようやく2階に上げた。

ロビンも実家から連れてきてやっと一家がそろった。

私は日中の疲れで少し寝ることにした。「なんかあったら起こしてね」と旦那に言い残して。


AM2時、旦那の声で目を覚ましリビングに行くと、ロジャーが起きてウロウロしはじめたようだった。

おしっこかな、と外に連れて行った。

しばらくして戻ってきた、また水便をしたようだ・・そんなの家の中でしていいのに・・

こんな状態なのに、どこまでお利口さんなのよっ!・・・切なかった・・・


やっとの思いで階段の上までのぼらせてあげ、旦那は手を洗いに行った。


その時・・・


ロジャーの後ろにいた私はロジャーの変な動きに慌てた!


崩れ落ちるようにロジャーが倒れた。

「とうちゃん!!!!」悲鳴に近い声で旦那を呼んだ。


そして横向きになったロジャーの体が1,2回ビクッと動いた。

「もういいよ!もういいから・・ロジャー!」旦那が泣き叫んだ。


そのままスゥっと静かにロジャーの呼吸が止まった・・・


私はあまりのショックに涙が出なかった。


2人でどれぐらいその場にたたずんだだろう・・・


そのうち気がつくと旦那がソファーの上で寝始めた。

私はそのまま朝までロジャーの体を撫でていた。

涙が出ないことが不思議だった。心が「無」になっていた。

何も考えられずに動けずに固まってしまった。

気付いたら朝になっていて・・・あたたかかったロジャーの体が冷たくなってしまった・・・

初めて涙がこぼれた・・・


ロジャー、ありがとう。

私たちの可愛い可愛いロジャー、たくさん色んなことを教えてくれたね。

家の子になってくれてありがとう。

ロジャーは幸せだった?かぁちゃんはロジャーにたくさんの思い出や幸せをもらったよ。

あっという間にお別れがきちゃったけど、ロジャーのことはいつまでも忘れないよ。

いつかまた会える日まで、バイバイ!ロジャー!






ニックネーム ケーコ at 10:53| Comment(14) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする