2007年01月22日

治療方針

先週、ロジャーの今後について先生と話をするため病院に行ってきた。

検査の報告書を見せられても、医学用語だらけで何のことかさっぱりわからなかったけど、先生の説明によると「腫瘍の細胞が比較的分化していて、転移が少ないと思われます。」というようなことが書かれているらしい。

自分なりに調べて転移の少ないものだとわかっていたけど、実際にそう言われるとかなり安心した。

そして、一般の私たちは癌も肉腫もひっくるめて癌と呼んでいるけど、専門的に細かく言えば、肉腫と癌は分けて考えられるらしい。
でも「悪性腫瘍」という呼ばれ方をしているのだから、危険なものには変わりないのだけど・・・


ロジャーの治療について、先生は選択肢をいくつか用意していた。

1つ目は、舌に残っている腫瘍(取りきれなかった部分)を根こそぎ取り去る。その場合、舌にはもちろん穴が開いてしまうので、穴を埋めるように周りを寄せ集めて縫う手術を行う。
これは大学病院に行かなければ出来ない手術で、それでも100%の完治は保証できないという。

2つ目は、放射線治療。放射線をあてて、再発するであろう腫瘍を小さくしていく。
ところが、人間と違いピンポイントに照射できないため、口元全体への照射となる。結果、口元がただれたりしてかなり痛みや苦痛と戦わなければならない。

3つ目は、サプリメントで進行をおさえていく方法。


私たちの考えは、これらを聞いてすぐに決まった。
3つ目のサプリメント療法だった。
旦那は一応先生に聞いてみた。「先生はどう思われますか?」と。
先生も1,2はあまり望まない治療らしかった。
これでみんなの考えも一致した。

ロジャーが一番辛くない治療法だと思った。
それでもすぐに舌の腫瘍はまた大きくなってくるだろう。
その時はその都度、手術で取ってあげよう、麻酔による体の負担はあるかもしれないけど、放射線や舌を切ってしまうという手術なんかよりマシだと思った。

その「すぐ」がどれぐらい「すぐ」なのかはわからない。
1ヶ月ごと、なんてことだったらもちろん手術は不可能だけど、何ヶ月もロジャーの舌に敵がのさばらないでいてくれたら何回でも取ってあげよう、と結論を出した。
その間隔がなるべく遠くなるように、2種類のサプリを使うことにした。

ひとつは病院で出してもらうもの。
もうひとつは友人の会社で仕入れている、人間用の“癌に驚異的な効果がある”サプリを用意してもらった。
これは人間用だけど、メーカーに確認すると「犬にも使える」とのことなので早速注文したのだ。

あと私にできること。。フードを切り替え、それに『癌に効く食材』の緑黄色野菜、きのこ(マイタケ)などを煮込んだものと『タヒボ茶』を混ぜ、フードに加えてあげている。

もし「こんな食材も癌にはいいみたい!」という情報なんかがあったらぜひ教えてください!


今ロジャーは、病気になる前と同じぐらい元気で、「どこが病気?」と思うぐらいだGood
それでも口元のちょっとした変化は見逃さないように観察していかなければいけない。

少し前までは悲観ばかりで後ろ向きに考えてたけど、今はロジャーの元気が嬉しくて、「早く雪が解けて外で思いっきり遊びたいな〜」なんて思っている私でするんるん

ニックネーム ケーコ at 21:32| Comment(29) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月14日

病理の結果

金曜日の朝はやっぱり少し元気がなかったロジャー。
私はその日、仕事をしながら涙が止まらなくなり困ってしまった。
考えないようにしていてもふとロジャーの顔を思い出してしまう。
そうすると自然に涙がみるみるあふれてきて、止めようと思ってもさらに流れてくる。
そんな状態が何度も襲い、仕事どころではなかった。

暗い気分で帰宅すると、なんだか少しロジャーが変わったように見えた。
元のロジャーに少し戻っている!元気が少し出てきてる!
夕方、友達が少し寄って行ってくれた。
すると。。
もう完璧に元気いっぱい大騒ぎのロジャーがそこには居て、いったい今日の涙はなんだったのだろう、と思うほどだった。
友達に感謝☆
こんなに元気なんだから、ひょっとして検査の結果も良性なんじゃないかな?と、すべて良い方向に思えてしかたがなかった。
夜、旦那が帰って来ると、ここ何日かはソファーの上で寝たきりだったロジャーが、以前のようにシッポを振り振りお出迎えに行った。
久しぶりにわが家に笑いが戻り、明るい夜だった。

土曜日、家族全員でのんびり過ごし、夕方になってお散歩に行こうと身支度をしている時電話が鳴った。
病院の先生からだった。

「病理の結果が出ました。
・・・えーと。。やっぱり悪性でした。『線維肉腫』というもので、まー癌なんですが・・・。これからのことは色々相談して決めていきましょう。」

・・・・・・・
わずかな期待が見事に打ち砕かれてしまった・・・。
玄関には「早くお散歩に行こうよ〜」と目をキラキラしてウキウキ待っているロジャーがいた。。。

旦那に「やっぱり悪性だって。」と伝えると、また私の目から涙がこぼれ落ちた。
旦那は「わかってたことだよ。」と言ったきり、何もしゃべらなかった。
無言でただただ歩いていた。横にいるロジャーを見ることができない。
ロビンだけを見つめて歩いた。

途中、旦那が道の真ん中に座り、ロジャーとじゃれ合っていた。
毎日毎日、嵐の日も吹雪の日も、ロジャーと歩いてきた旦那。今どんな心境なんだろう・・と思うとまた泣けた。
いつ私の涙は止まるんだろう・・・

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『線維肉腫』
転移が少ない癌らしく、その点では良かったと思う。
私に癌の知識はないが、転移が死期を早めることになると思うから。
今後の治療で、ロジャーの舌の上の腫瘍がどうなっていくのかまだ全然わからない。
でもひとつだけ思うのは、最期までロジャーが苦しむ姿は見たくないから、無駄な延命は望まない。

実際、今のロジャーはすごく元気だ。
そして目に見えるところに癌はない。
ご飯も普通に食べるし、お水もさっき初めて普通に飲んだ。
元気なロジャーを見ていると嬉しくて、私もずっと笑顔でいられる。
でも寝ている姿を見ると・・小さな頃からのロジャーがフラッシュバックされて、また涙があふれる。
昨晩は久しぶりにロジャーと一緒に寝た。
あたたかいロジャーを抱いて、この感触を忘れないようにしよう・・と手に記憶させた。

これからが本当の闘いです。
もう涙は封印し、ロジャーの体が癌に負けないようにどんなことでもやってあげなきゃ。

応援してくれる皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
ロジャビン一家、頑張りますのでまた応援よろしくお願いいたします。

ニックネーム ケーコ at 22:37| Comment(22) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月11日

Happy Birthday☆

今日はロビン4歳のお誕生日バースデー
ロジャーの事ばかり気にしていたので、今朝思い出して慌ててしまったあせあせ(飛び散る汗) ごめんねロビン・・・犬(泣)

何をしてあげようかな〜と考える一方で、ロジャーのことが気になっていた。
退院の日よりだんだん元気がなくなってきて、昨日からは水も飲まない。ご飯はやっと食べている。それも休み休み・・。

「傷口(舌)が痛いのかな・・」

今日はロビンの薬を取りに行く予定だったので、病院に電話をして先生にロジャーのことを話してみた。
痛いのはしょうがないのかな・・と思いつつ。
でも先生は「診せてもらった方がいいかな」という見解で、PM7:00に連れて行くことにした。

仕事帰りにロビンのケーキの材料を買い、ロビンのお散歩を済ませてからお誕生日の主役にはかわいそうだけどお留守番をしてもらい、ロジャーと病院へ。

傷口はキレイ、熱もない。
やっぱり単なる術後の痛みだろう、ということで痛み止めの注射と追加の飲み薬をもらって帰宅。少し安心した。
それでもやっぱり元気がないのが気になる。
大好きな病院、先生たちの前に行ってもいつもの元気がない。
こんなのロジャーじゃない・・・ふと悲しくなった。


急いで車を走らせ、帰宅するとすぐにバースデーケーキ作りに取り掛かった。

ちょっと不細工だけど美味しそうにできた・・かな?(^^;

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黄色のクリームはかぼちゃのクリーム。
かぼちゃの甘さだけでも十分美味しかった黒ハート

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ロジャーもゆっくりだけど美味しそうに食べてたよるんるん

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ロビン、4歳のお誕生日おめでとうハートたち(複数ハート)
最近はロジャーのことばかりで寂しい思いさせてるかな?ごめんね。
でもロビンのおかげで、沈みがちなとうちゃんとかあちゃんの気持ちが明るくなるの。ありがとうロビン。
これからもその天然さで私たちを笑わせてねわーい(嬉しい顔)
ニックネーム ケーコ at 22:50| Comment(16) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月09日

おかえり ロジャー!

お昼近く、友人に付き添ってもらい病院にロジャーをお迎えに行った。
病院に到着したとたん、怖くて逃げ出したくなった。

そんな恐怖感が吹き飛ぶほど、スタッフに連れられて登場したロジャーはとても元気だった。
その後ろから先生がやってきた。
また恐怖感が襲う・・・

「切除したモノはすごく大きくて、長さ6〜7センチぐらい(先生の「このぐらい」という指の長さ)でした。
それでも奥に取りきれなかった3分の1は残っています。
それに舌の一番太い血管の真上に現れたため、血管を傷つけないようにと、底面は残る感じで削り取るしかありませんでした。
悪性の場合、また同じようにムクムクとすぐに現れます。
ハッキリとは言えませんが、おそらく悪いものでしょう・・・。」

覚悟していた言葉だった。
あとは何パーセントかの「良性だった」という可能性に賭けるしかない。
それも正直、あまり期待はしていない。
あのお化けのような塊、たった4日で巨大化した塊、どう考えても・・・


約1週間後に病理の結果が出る。
先生は「それから今後のことを考えましょう。」と言った。

まだ何も考えられない。泣くなと言われても涙がいつでもスタンバイしていて、いつでもどこでも勝手に涙が流れてくる。
強くなんなきゃ、しっかりしなきゃ、と頭ではわかっている。
でもどうすることもできない。悲しすぎる。

救いは、ロジャーがあんな大変な手術に耐えぬき、なおかつ平然とした顔で帰って来てくれたことだ。舌が痛くてしょうがないと思ったのに・・・。
嬉しかった。元のロジャーだ。
先生も言っていた。「傷口を気にするかと思ったらそうでもないみたいです。性格でしょうかね。」と言って少し笑ってくれた。

ロジャー、おかあさん絶対強くなるから、一緒に闘ってあげるから、それまでもう少し泣き虫を許してね・・・。



ニックネーム ケーコ at 22:28| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月08日

ボクがんばるよ!

ロジャーへの応援、ありがとうございます!
れん&いぶき母からはお守りをさっそく送っていただいて・・本当にありがとうございました。

本日、19:30よりロジャーの手術が行われます。

あれからわが家はロジャーが辛くないように日常を過ごさせ、涙が出そうになっても払拭し、今日の日を迎えました。

ロジャーは、この数日間で「敵」が大きくなってきているのか、ちょっとずつ辛そうな行動が目立ってきました。

昨日は水も拒否しました。。。
雪なら飲み込みやすいだろうと、お散歩の時は雪をせっせと食べさせました。

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今日は朝からよだれが止まりません。
口の中の異常が耐えられないという感じで、手術が今日で良かった・・と思いました。

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あとは手術が無事済んで、病理の結果が吉と出てくれるのを祈るしかありません。

悪いものは私が全部引き受けますから、どうかロジャーを助けてください!お願いします・・・


ニックネーム ケーコ at 15:23| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

がんばったよ!

PM8:00に手術室に入りました。
私と旦那は家に帰り、後は先生からの電話を待つだけでした。

舌の上、ということで、腫瘍にレーザーをあてて出血がひどい場合はそこで中止。病理に出す分だけ取って終わり・・ということだった。

血液が喉に流れて器官に入ると命に関わってくるらしいので、出血の度合いで判断するしかないというのだ。

その場合、1時間で連絡が入る。

出血が少ない場合は切除に踏み切る、ただし見える部分しか出来ない。
ロジャーの「敵」は数日間でいちだんと大きくなっていたらしい。
今日、病院で初めて見えた「敵」は赤ちゃんの拳ほどの大きさだった。
よく息をしていたな・・・と思った。全身の力が抜けた瞬間だった。
おそらく喉にまで続いているだろう・・と予測された。
だから見えない部分は取り切れない、ということだ。


1時間が過ぎた頃、「電話来ないから切除までいったのかな?」と二人で少し安心した。

1時間半後のPM21:30 電話が鳴った。
「・・・どっち?」
おそるおそる受話器を取ると、「見える部分はきれいに取り去りましたので」という先生の嬉しい報告だった。
その時点で麻酔から覚めつつあるということで、ホッと胸をなでおろした。

本当に良かった!とりあえず第一段階クリアだ。

病理に出す前の簡単な検査(良性か悪性か)を病院でもやるらしく、これはもう明日には結果が出ている。
明日お迎えに行った時にだいたいのことは分かってしまうのだ。

恐い・・恐い・・・恐い!!!
一晩で覚悟を決めなければ・・・

まずはロジャー、頑張ったね!お疲れさま!!


ニックネーム ケーコ at 00:00| Comment(12) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月04日

泣くのはまだ早い・・?

あけましておめでとうございます<(_ _)>
今年もよろしくお願いいたします。


さて・・明るい新年の始まりかと思いきや・・・
わが家に暗雲がたちこめてまいりました。


ロジャーがちょっとおかしいな、と思い始めたのは半月ほど前。
ご飯を食べた後に水を飲むと、うっすらピンク色になり水はドロドロ。
3回ほど取り替えてもすぐに唾液と混じるとドロドロになっていた。
そして口臭がかなり気になった。
でも「年のせいで歯槽膿漏か歯肉炎にでもなっているのかな?」とガーゼで歯を磨いたり、歯ブラシで磨いたりして様子を見ていた程度だった。

病院に行って来ようか、と思い立ったのは、後ろ足の指の間が腫れて、血が出ていたからだった。
それでついでに口のことも診てもらおうと思い、正月明けの今日、病院に行ってきた。

先日のロビンの検診の時にロジャーの口の話はチラっと先生に伝えてあったので、まず口を開けられた。
「口の中はキレイですね〜・・うーん」と言いながらかなり気になるようだ。
旦那がロジャーの口をこじあけると、先生はしつこく口の中を見たり触ったりしている。

「あー・・ありますね・・・」
「え・・何がですか・・?」
「舌の上にできものができてるんです。奥の方で見えずらいですけど」

ザワザワといやーな胸騒ぎがした。

「口の中のこういうモノは悪性の場合があるんですよ。 ・・・・・・・・・」

先生の話が途中で聞こえなくなった。
私の体の血管すべてがドクンドクンとすごい音で脈打ち、その場で崩れそうになった。

そういえば最近、ご飯をこぼしながら食べてたかも・・水も、飲んでも飲んでも減らなくて飲みずらそうだった・・・
どうしてもっと早く気付いてあげなかったんだろう・・・
必死で涙をこらえた。


足も診てもらったが、「足は消毒して薬塗れば良くなります。それよりも・・・。」
と先生が慎重に言葉を選んでいるように見えた。

手術をして舌の上のデキモノを切除し、病理検査に出さなければならない。先生が「なるべく早く!」と慌てているように感じた。
その場で術前の血液検査をし、問題なければすぐ手術、ということになった。

血液検査の結果は内臓など問題なしで、4日後の8日(月)に手術を行うことになった。
全身麻酔をし、更に口元に麻酔をして舌を引き伸ばさなければならないようだ。
想像しただけでも涙が出る。


覚悟しなきゃいけない、受け入れなければいけない。。。
そう思うと、ところかまわず涙が出てくる。
ロジャーと目が合うと涙が止まらない・・・

まだ悪性だと決まったわけじゃない。でも・・・
どうしよう・・・どうしたらいいんだろう・・・

どうか良性でありますように・・・・・・







ニックネーム ケーコ at 18:43| Comment(14) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする